ディライトの想い。
日本にもいよいよ高齢化社会がやってきたことを実感するこの頃です。街には介護関係の施設があちこちにできて、利用者を送迎する車をよく見かけるようになりました。今後もその数は増え続けることでしょう。
国家財政が厳しさを増すなか、労働人口がどうとか介護負担の問題がどうとかあまり明るい話を聞きませんが、明らかに社会は変わりつつあるのだということは感じます。
人は誰でも確実に年を取ります。長く生きれば身体のどこかに具合が悪くなることも出てくるでしょう。さいわい、医療の進歩によって命を落とすことは少なくなりましたが、つらい症状を抱えて生活されている方はたくさんいらっしゃることでしょう。
痛みやしんどさを感じている時、人は少なからず不安を感じています。
「このままどんどん悪くなっていくんじゃないか」
「年だからもうだめかもしれない」
その気持ちがさらなる症状の悪化を招きます。
今の身体の状態がわかれば、そしてそれに対してじゃあどうすればいいか?を知ることができれば、マイナスへ向かうエネルギーを元気の方向へ変えることができます。
身体の施術をとおして人の心に寄り添い、一人ではないということを感じてもらう。
こころのスイッチが入ると、人の身体は驚くほどの変化を見せます。
ささやかながら、そんなお手伝いをしていきたいと思っています。